倉敷在住でテーブルコーディネーター・住空間プロデューサー・ティーコーディネーターとして活躍されている、
原のり子先生を講師にお迎えして、テーブルコーディネート教室を行います。
一緒に楽しくテーブルコーディネートを学んでみませんか。
日時 : 4月1日(日) 14:00〜16:30
場所 : アトリエMM
定員 : 5〜6人 (お早めに♪)
原のり子先生プロフィール
1948年三重県生まれ。デンマークデュポン校のディプロマを取得。
1988年からテーブル・コーディネーターとして活動。
1995年大阪にて、日本テーブルコーディネート協会を設立(2000年退任)
2001年倉敷にて「倉敷テーブル&ライフクリエーション」を設立。代表を務める。
現在、テーブル・コーディネーター、住空間プロデューサー、
ティー・コーディネーターとして、パーティーの企画・演出などの 各種コーディネイトやセミナー講師などを手がけるなど活動の場を広げる一方、後進の育成にも熱心に取り組まれています。
教室の詳細はスタッフまでお問合せください。
問合せ先 : アトリエMM 086-214-2770 (11:00〜18:00)
※ ※ コーディネート写真はイメージです ※ ※
1月5日、スタッフ研修で、京都の唐紙屋「唐長」サルヤマサロンへ行って参りました。
【唐長】
創業寛永元(1624)年。
京都に創業し、江戸時代より続いてきた日本に唯一現存する唐紙屋。
江戸時代から代々受け継がれた板木にひとつひとつ手仕事で和紙に文様を写しとり、襖紙や壁紙として桂離宮、二条城、養源院などの歴史的建造物や、現代の人々の暮らしにおいても様々に用いられています。
今回、唐長11代目当主千田堅吉氏の長女・愛子さんと共に次世代を担う、夫・トトアキヒコさんにお会いする機会を設けていただきました。(写真左:トトさん 右:愛子さん)
400年の歴史ある唐紙屋と聞いて、どんな年季の入ったところかと想像していたので、様々な唐紙アートとモダンな家具が配置された室内に、いい意味で驚いてしまいました。モダンでありながらも落ち着いた品のある空間です。
現在、板木を作る彫り師は途絶えてしまい、江戸時代から引き継いできた板木を大事に使い続けているそうです。400年の間には火事に見舞われ、水を張った桶に板木を沈めて、床下に隠し火から守ったこともあったといいます。こうして数を減らしながらも、守り続けようという思いが途切れなかった結果が今ここに残っている板木だと思うとひとつひとつが非常に尊く、受け継がれてきた「思い」を感じることができます、というトトさんの話を聞いて、スタッフ一同強く胸を打
たれたのでした。
唐紙は主に「下地の色」と「柄の刷り色」の2色で構成されるので、色の組み合わせ方によって、パターンは無限に存在します。その組み合わせはどのように決めるのか尋ねると、例えば「石畳(グレー)の上に落ちた紅葉(赤色)」などといった、自然が偶然おりなした場面を日々心に留め、ストックをたくさん作っているので、そこから引き出して決めるんですよと教えてくださいました。
また、キラ(雲母)をまぜて使うと光沢感が出て、絶妙な陰影が表現され、角度によって様々な表情を楽しむことができます。
ちなみに、唐紙の柄には全て意味があり、例えば左写真、唐長の中でも特に人気の高い『瓢箪(ひょうたん)』は種子が多いことから子孫繁栄、厄除けを意味する吉祥文様です。
右は唐長文様『小信夫』
羊歯(シダ)科の植物『信夫(シノブ)』裏葉にたくさんの胞子を付けることから子沢山のシンボル、すなわち縁起の良い文様として尊ばれてきました。一方、文様自体も優しく特に女性に好まれ、具象的でありながら何処かモダンなことからインテリアに抵抗なく受け入れられています。
左は唐長文様『影牡丹唐草』
牡丹文は中国、唐の時代にも流行した文様で、強さを表す唐草文と合わさって古くから愛好されてきました。
ちなみに、トトさんの奥様・千田愛子さんが出演している、JR「三都物語」のCMが、JR西日本のHPで公開されていますので、ぜひ皆様ご覧になってください。
http://santo.my-fav.jp/special/
1月5日のスタッフ研修の合間に、京懐石「京とみ」でランチ。
八坂神社の近くにあり、門をくぐると路地を思わせる長いアプローチがあって趣を感じさせます。お正月ということもあり、松で結んだ俵形の器を開けると、田作り・黒豆・数の子などが少しずつ入っていて小さな小さなおせちが表現されているようでした。
私達がお料理をいただいた個室からも坪庭を楽しむことができましたが、カウンター席の前は上の写真のように全面ガラス張りになっており、正面に奇麗なお庭を臨みながらお食事をとることができます。最後までどのお料理も上品な味で、盛り付けも繊細。目も舌も大満足な素敵なお店でした。
ランチの後、八坂神社にお参り。おみくじで3人中2人が大吉を引くという幸運に恵まれました。
烏丸へ移動し「伊右衛門サロン」でティータイム。
“お茶は生活文化をデザインする” “カフェを通じて新しいライフスタイルを提案していく”をコンセプトに、モダンな空間でカジュアルにお茶を楽しませてくれるカフェです。コーヒーや紅茶とはまた違った
ほっとするような安らぎを与えてくれ、ついつい長居したくなるお店です。
1月5日、スタッフ研修で京都へ行って参りました。
まず最初に向かったのは養源院。東山区、三十三間堂の東側に位置しています。
豊臣秀吉の側室・淀殿が、父・浅井長政の追善供養のため、21回忌法要の時に創建した寺で、一度焼失した後、淀殿の妹で徳川秀忠の夫人であったお江の方(後の崇源院)の願いにより、元和7年(1621年)に伏見城の遺構を移築して再興されました。
こちらにはかの有名な絵師、俵屋宗達の唐獅子・象・麒麟の杉戸絵があります。輪郭が太く勢いがあり、力強さを感じました。
「唐長」のトトアキヒコ氏の作品『星に願いを』
指で染める独自の「点描染め」という技法を用い、最初は5本の指でたたくように色を付け、その後は荒々しい表現を沈めるように指1本で色をのせて、染め上がった和紙に龍の頭を持つ亀「龍亀」や星を表す九曜紋などを押し、龍亀が空に昇って龍になる様子を表しているといいます。
少々色を重ねたくらいでは出せないであろう画面の深みは、とても神聖で吸い込まれるような作品でした。
関ヶ原の戦いの直前、徳川家康は留守居として鳥居元忠以下の将士に伏見城を守らせていましたが、家康が京を離れた隙を狙い石田三成の軍勢が伏見城を攻撃しました。元忠とその部下は三成軍を少しでも長く留まらせ、会津まで援軍に行かせないようにと奮戦しましたが遂に力尽き、落城の際に自刃。遺骸は関ヶ原の戦いが終わるまで約2ヶ月も放置され、血痕や鎧のあとが縁側の板に染み付き、いくら拭いても洗っても落ちませんでした。
そこでその板を外し、足で踏む床板にしては供養にならないからと、天井にして手厚く供養しているというものです。
実際に天井を見上げてみると、指まではっきりわかる足形なども残っていて、感慨深いものがありました。
左官の技術や材料(珪藻土)を用いてつくられたプロダクト、soil(ソイル)の魅力がTV番組で紹介されました。
昨日、2011年12月8日(木)放送の「ヒルナンデス!(日本テレビ系列全国28局ネット)」で、コーナー「トークナンデス!」にゲスト出演された生田斗真さんがSoilの「珪藻土を使ったバスマット」をご愛用中とのことで、珪藻土を使ったグッズ数点が紹介されました。
soilは保湿性や吸水性に優れ、呼吸する素材としても注目される土の特性をそのままに、自然の恵みを凝縮させたナチュラルで心地の良いデザインが特徴です。
皮膚の弱い方にも安心してお使いいただけ、リサイクル性にも富んでいます。
人や環境にやさしい、私たちの未来をつくり続けるプロダクト、それがsoilです。
生田斗真さんがご愛用中の「珪藻土を使ったバスマット」もその優れた吸水性が魅力の商品です。Soilのホームページでその驚きの吸水性を紹介したムービーがアップされています。ぜひご覧下さい。
左官の技術や材料(珪藻土)を用いてつくられたプロダクト、soil(ソイル)を新しく入荷しました。
soilは保湿性や吸水性に優れ、呼吸する素材としても注目される土の特性をそのままに、自然の恵みを凝縮させたナチュラルで心地の良いデザインが特徴です。
皮膚の弱い方にも安心してお使いいただけ、リサイクル性にも富んでいます。
人や環境にやさしい、私たちの未来をつくり続けるプロダクト、soilです。
[商品例]
FOOD CONTAINER glass
吸湿性の高い自然素材、珪藻土(けいそうど)でつくられた食品調湿容器です。塩などの乾燥を必要とする調味料や食材を保存するのに適しています。調味料はもちろんのこと、唐辛子やにんにくなどの保存容器としてご使用ください。食品衛生検査済みですので、珪藻土の粒子が口に入っても、害はありません。
中身が見えるガラスタイプ。キッチンを鮮やかに彩ります。
TOOTHBRUSH STAND
吸水性の高い自然素材、珪藻土(けいそうど)でつくられた歯ブラシ立てです。不要な水分を吸い取り、歯ブラシを清潔に保ちます。
スマートなフォルムですっきり収納できます。
9月6日、アトリエ・エムエムのスタッフ研修を兼ねて、カッシーナ・イクスシー大阪店に行って参りました。
17世紀にイタリアで誕生した家具業界では数少ないリーディングブランドとして知られているカッシーナ(Cassina)。完成度の高さとデザインの美しさは他の追随を許さず、数多くの製品がニューヨーク近代美術館の永久所蔵品になっています。(カッシーナ・イクスシーウェブサイトより引用)
モダンで完成度の高いデザインでお客さまからのご要望も多いカッシーナ。デザイン性だけでなく機能性にも優れたこれら家具を実際に使う人の気持ちになってコーディネートすることはとても大切。普段、座って確かめることの出来ないチェアやソファに実際に触れることができ、インテリアコーディネートのご提案に幅を持たせられると思いました。